

「つみたてNISA」って名前は聞いたことあるけどいったい何なの?

貯金するのと何が違うの?
今回の記事ではそんな疑問にお答えしていきたいと思います。
つみたてNISAの知っておくべきポイントも一緒に紹介していきますので参考にして下さい。
私は2019年から夫婦でつみたてNISAを利用しています。
お得な制度なのは間違いないのではじめるべきですよ、つみたてNISA。
スポンサードサーチ
つみたてNISAって何?
正式名称を「小額投資非課税制度」といいます。
簡単に言うと「小額から始められる税金がかからない投資信託」です。
「小額」「長期」「リスク分散」を軸にして安定的な資産形成を目的とした制度が【つみたてNISA】です。
日本にお住まいの20歳以上の方であれば誰でも利用でき、投資初心者はもちろん幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みになっています。
つみたてNISAのポイント
小額からでも運用を始められる
証券会社にもよりますが最小金額100円から投資ができます。
年間最大40万円×20年間=最大800万円の投資枠があります。
クレジットカードのポイントで投資できる証券会社もありますので実質0円で投資ができます。
運用利益が非課税
通常、投資で利益が出ると20.315%課税されます。
つまり利益の2割くらいは税金が取られてしまうのです。
例えば投資で20万円の利益がでたとすると約4万円が税金で取られてしまいます
手元には16万円程しか残りません。
しかし、つみたてNISAを利用した投資の場合は非課税になりますので利益から税金が取られません。
利益がそのまま手元に残るのです。
投資で得た利益に税金がかからないというの大きなメリットですね。
投資期間と保有期間
現在、つみたてNISAは2037年までの制度とされています。
つまり「投資期間」は2037年までです。
改正により2042年まで5年延長されます。
「非課税期間」は投資をした年から最長20年間です。
「非課税期間」とは、税金がかからないで投資信託を保有してられる期間のことです。
2037年中に購入した投資信託についても20年間(2056年まで)非課税で保有することができます。
非課税期間は20年間あっても投資できる期間が決まっているので長期での投資を考えているならすぐにでも始めたいところです。
2020年からつみたてNISAを利用したとすると、「40万円×23年=920万円」となりまとなります。しかし非課税期間は20年なので非課税で運用できるのは800万円までとなします。
選りすぐりの投資信託
対象商品は金融庁が厳選した「長期」「積立」「分散投資」に適した投資信託のみに限定されています。
低コストで長期安定運用の商品に絞られているので安心して始められます。
スポンサードサーチ
つみたてNISAの注意点
非課税枠の再利用、繰越ができない
年間40万円まで投資信託を購入できるのがつみたてNISAですが、
年間の投資額が40万円未満であっても差額を翌年に繰越できません。
投資信託を売却することでできる空き枠も再利用できません。
さいごに
まとめますね。
利用できる人 | 日本に住んでる20歳以上の方 |
非課対象 | 投資信託から得られる分配金は売買利益 |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 上限年間40万円 |
投資可能期間 | 2018年~2042年まで |
非課税期間 | 最長20年間 |
投資対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(対象商品は金融庁HPをご確認ください) |
途中売却 | 自由(枠の再利用は×) |
「つみたてNISA」は老後の資産形成のためにも利用したい制度ですね。
蛇足ですが「iDeCo」と併用することで老後資金の積立と節税効果が高まります。
コメント