

自営業はじめたけど老後のお金が不安で、不安で…。

自営業はじめたけど節税のしかたがわからない…。
老後の資金も貯めたい、節税したいけどどんな方法があるかわからない。
開業した当初は何もかもが初めてのことで不安になりますよね。
私も何もかも手探りでわからない事だらけでした。いまも手探りですけど。
今回記事では老後資金のことで積立と節税を同時にできる【小規模企業共済】をメリットとデメリットも合わせて紹介していきますね。
私も個人美容室を経営していて加入しています。
実は、開業当初から加入していなかったことを後悔してます…。
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小規模企業共済ってなに?
中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)が運営している共済制度です。
名前通りですが、小規模企業の役員や個人事業主が退職したり事業を廃止した時に積み立てた掛金に応じて共済金を受け取ることができる共済制度です。
小規模企業共済のメリット
最初に小規模企業共済に加入するメリットをご紹介します。
- 経営者の退職金になる
- 掛金で節税できる
- 受け取り時も節税できる
- 低金利の貸付制度を利用できる
です。簡単に説明していきますね。
退職金
小規模企業共済は事業の廃業や退職時にそれまで積み立てた金額を「退職金」として受け取ることができます。
20年(240ヶ月)以上積み立てていれば掛け金の100%以上の給付が見込めます。
掛金で節税できる
小規模企業共済の掛け金は1,000円~70,000円まで500円単位で増減できその年に払った掛け金が全額所得控除になります。
積み立てた分だけ節税できるのです。
受け取り時に節税できる
共済金の受け取り方は「分割」「一括」「併用」の3種類あります。
分割で受け取る場合は公的年金と同様で「公的年金等の雑所得扱い」で所得控除。
一括の場合には「退職所得扱い」で所得控除。
どの受け取り方法においても所得控除が受けられます。
低金利の貸付制度を利用できる
掛金の納付期間に応じてた貸付限度額の範囲内にはなりますが、
無担保・無保証人で事業資金等を借り入れることができます。
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小規模企業共済のデメリット
納付期間が20年(240ヶ月)未満の場合は共済金を受け取る際に元本割れします。
なので途中で解約するときは節税効果より元本割れのマイナス分の方が大きくなる事があります。
20年以上続ける事が最低条件ですので無理のない範囲で金額を設定しましょう。
利率の話
小規模企業共済では契約者から受け取った掛金を運用してします。
この運用による見込み額を算出する際の利回りを予定利率といいます。
現在の小規模企業共済の予定利率は1.0%です。
大手メガバンクの金利が0.001%なのを考えると小規模企業共済で積み立てたほうが貯金よりもお金が増えますね。
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さいごに
加入期間20年以上が大事なポイントになります。
私は開業してから加入まで2年間の空白の期間があるので今考えるとすぐにはいるべきだったと後悔しています。
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